三重大学医学部看護学科 環境看護学 今井研究室
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化学物質過敏症看護相談室


Q & A

Q) 数年前より身体の調子が悪く、いろいろな病院で診察を受けていますが一向によくなりません。 私は化学物質過敏症ではないでしょうか?

A) 化学物質過敏症かどうかの診断を受けるには、専門医による診察が必要です。診断基準や客観的な検査結果などによる判断が必要ですので、自分で判断せずに、専門医を受診して下さい。看護相談室では専門医への受診方法などもご説明致します。



Q) 三重県内で化学物質過敏症を診てくれる医師を探しています。紹介して頂けないでしょうか?

A) 現在、三重県内には化学物質過敏症の診察をして下さる専門医はいらっしゃらないと思います。しかし化学物質過敏症患者さんの症状や訴えを受け止め、適切な指導や処方をして下さる医師はいらっしゃいますので一度、看護相談室へご相談下さい。



Q) 化学物質過敏症は一生治らないのでしょうか?

A) 化学物質過敏症の概念が日本に紹介されてから今年(2008年現在)で20年になります。以前は、一生治らない病気と思われていたようですが、適切な治療をすれば症状はやわらぎます。また、病気を早期に発見し適切に対応することで発症前のように生活をすることもできます。



Q) 化学物質過敏症の患者さんを元気付けたいと思い、果物や菓子、花を差し入れしていたのですが、ある日突然差し入れを断られて気分を害しました。どうしてなのでしょうか?

A) 化学物質過敏症の患者さんは、通常、人が感じられないような濃度の花や果物の栽培時に使われる農薬(残留農薬)によって症状が悪化します。また、食品中の添加物によって症状が出る人もいます。患者さんは、日々農薬や添加物に触れたり摂取したりしない生活を心がけているため、他者からの好意を受け取りたいと思っても受け取れない場合があります。



Q) 化学物質過敏症の患者さんは臭気を感じやすく、お付き合いが難しいと感じます。どうして石鹸の良い匂いまでを「くさい」と言うのでしょうか? 理解ができません。

A) 化学物質過敏症の患者さんが臭気を感じやすいのは、「嗅覚過敏」という症状があるからです。患者さんは健康な人が感じないような薄い濃度の化学物質によって症状が出ます。一見、難しいように感じられる患者さんとのお付き合いですが、実は、患者さんの生活を理解することにより、あなたご自身の生活を見直すことになります。つまり、あなたが「良い匂い」と感じておられるものは、実は、「有害な合成化学物質のにおい」であるかもしれないということです。



Q) 私は化学物質過敏症の患者ではありませんが、化学物質過敏症について勉強をしたいと思っています。看護相談室を利用してもよいでしょうか?

A) 当看護相談室は、化学物質過敏症の患者さんだけでなく、患者さんのご家族や友人、その他の関係者に利用いただいています。化学物質過敏症は、患者個人の問題ではなく、家族や友人、地域社会で考えていかなければならない大きな問題です。ぜひ、当相談室をご利用下さい。



Q) 化学物質過敏症を理解するのは難しいため、学校などで化学物質過敏症についての講演や説明会をしてもらうことはできないでしょうか?

A) できるだけ多くの方に患者さんの症状を理解していただくため、また、健康な人が化学物質過敏症を発症しないようにするため、講演活動を行っております。看護相談室までお問い合わせ下さい。




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